感謝の気持ち
ブログをご覧いただきありがとうございます。感謝いたします。
私は開院当初、ある方に施術後『先生は、感謝の気持ちが足りていないようですね』と言われたことがあります。
「そんな訳ないだろう!」と傲慢な嫌~な男だったようですが、その意味を分からずにいました。
『私が直してあげてる!』という思い上がりも甚だしい勘違いと、上から目線の言い方が、そんな指摘を受けたのだと分かるのに時間はかかりませんでしたが、確かに嫌な男でしたね。
今は『あげる』のではなく『いただく』を常に心掛けています。
施術をしてあげるという考え方は[恩を着せている][見返りを求めている]ということの表われです。
施術をさせていただくというのは、謙虚な気持ちで奉仕の精神です。
人間は言葉一つで感情を左右されてしまう生き物です。
また、丁寧語を使えばそれでいいと勘違いをされている方もいます。
例えば何かものを頼むとき
1.ついでに・・・してください
2.ついでに・・・してもらえませんか?
どちらの言い方が気持ちよく応えられますか?
1は丁寧語ですが遠回しな『命令』で上から目線の言い方です。
2は自分を下に置き謙虚に頼んでいるというのがよく分かります。
謙虚さと優しさを忘れず、日々精進している毎日です。
皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。